Rubyを勉強したのにGo? 言語は道具とは (前編)

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こんにちは!
新入社員のA.Gと申します。

すっかり気温が下がってきて、鍋が嬉しい季節になりました。
自宅で飼っている猫が布団を占領して動かない日々が続いております。。。

今回は私が入社後の3ヶ月間、最初の仕事として担当したGo言語の案件について経験したことを書きました。

Go言語とはGoogleが開発し、2009年に発表されたプログラミング言語です。
Go言語はコマンドラインツールやWebアプリケーション、クラウド、そしてマイクロサービスの開発に使われています。
Youtubeやメルカリ、Dockerの開発に使用されていて、「シンプルで信頼性の高い効率的なソフトウェアを構築できる言語」として注目されています。

私は最初の仕事としてGo言語でのツールの開発を担当することになったのですが、実は入社前はGo言語に触れたことが全くなく、Rubyをプログラミングスクールで勉強していただけでした。

そんな私がなぜGo言語の案件を担当し、どのようなことを経験したのか。
前編である今回は、入社前から実際にGo言語の案件が決まるまでを書きました。

入社前はRubyを勉強

私は学生時代は経済学部に通い、部活でフェンシングをやっていました。
また大学1年生の夏に個別指導塾の講師として働きはじめ、主に中学生の英語や数学の授業を担当していました。
在学中にITの世界に興味をもち、選考や進路とは違いますが、将来はエンジニアとして働きたいと思いました。

2021年3月に大学を卒業後、同じ塾で働きながらプログラミングスクールに通い、RubyとRailsをつかったWebアプリケーション開発について学びました。
1年間ほどスクールで学習し、Webアプリケーションのポートフォリオアプリを開発。
スクール卒業後は就職活動を実施し、2022年6月に入社することになりました。

Go案件をやることに

入社して私は薬局向けに在庫管理、自動発注などのサービスを提供している案件に参加することになりました。
そのサービスはRailsで開発されており、スクールでRubyとRailsを学習していた私は、

「勉強してきたことを活かしていけそう!頑張ろう!」

と意気込んでいました。

ある日、現場のマネージャーさんと最初の仕事についてメッセージでやりとりをしていました

マネージャーさん「最初の仕事としてシステムの一部を作り直してください。」
        「何の言語かけますか?」
       私「Rubyを勉強してきたのでRubyです。」
マネージャーさん「Go言語は使えますか?」
       私「Go言語は使ったことがありません。」

すぐに着信がかかってきました。

マネージャーさん「メッセージでやりとりしましたが、Go言語でやりましょう」
         私「Go言語ですか?」
マネージャーさん「はい、Go言語は・・・・

           の良さがあるので採用したいです。お願いします。」
         私「まったく触れたことがなくて、仕事として担当しても大丈夫でしょうか」
マネージャーさん「キャッチアップも同時におこなってもらうので、大丈夫です。Goでやりましょう」

こうして最初の仕事でGo言語での開発をやることに決まりました。

社長に相談

すぐに社長に現場マネージャーさんとのやりとりを報告。
Goでの開発が決まったということを電話で相談しました。

       私「開発でGoをやることになりました。
         未経験ではじめての仕事ですし、Rubyしか触ったことがないので不安です・・・」
      社長「大丈夫だよ。言語は所詮道具だから。」
       私「道具・・・ですか??」
      社長「うん。コードはCPUに命令しているだけだから、、本質は同じ。どの言語もifって書くよね?」
        「書籍買いますね。」

私は社長に

「初めての仕事でやったことがない言語をやるんだ!それは大変だね。頑張ろう!」

というようなことを言われると思っていました。

「言語は道具」という言葉の意味はよくわからず、プログラミング言語への自分が考えているものよりも軽い表現に驚きました。

こうして最初の仕事がGo言語での開発にすんなり決まり、キャッチアップがはじまりました。

Go言語とはどうようなものなのか?
また「言語は道具」とはどういうことなのか?

後編に続く

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